ソフトウェアを最新バージョンにするアイキャッチ

セキュリティ対策として重要!ソフトウェアを最新バージョンにする【SEO】

今回はWordPressのサーバで動作するソフトウェアのバージョンについての記事です。ソフトウェアのバージョンはセキュリティ観点で定期的に最新バージョンにあげるべきとされています。最悪の場合はサーバーの脆弱性をつかれて、例えば管理者サイトに侵入され権限を全て奪われてしまうかもしれません。また副次的ではありますが、ソフトウェアのバージョンアップにともない、そのソフトウェアのパフォーマンスは向上していることでしょう。

バージョンアップの対象項目

本サイトのターゲットのうち、誰にも当てはまるという観点では以下がバージョンアップの対象です。

  • PHPのバージョン
  • WordPressのバージョン
  • プラグインのバージョン

今更ですが、PHPとはWordPressというソフトウェアを動かすためのプログラミング言語です。WordPressはPHPで書かれています。バージョンアップ対応はサーバーメンテナンスの一部として実施されている方も多いのではないでしょうか。セキュリティ対策のために実施されている方がほとんどでしょうが、実はバージョンアップ(特にメジャーバージョン)によるパフォーマンス向上はなかなか侮れません。

Kinesta PHP 7.2、7.3、7.4、8.0、8.1のベンチマーク(2022年) という記事によると、PHP 8.1は、PHP 8.0よりも 47.10%高速 になるというベンチマークが掲載されました。詳しい条件などはリンクを貼っているのでご覧ください。マイナーバージョンを上げることでもここまでパフォーマンスが向上するとなるとモチベーションにつながるのではないでしょうか。

バージョンの確認方法

PHP

現在動作しているPHPのバージョンは、ツール > サイトヘルス > サーバー より確認できます。2022年9月時点でのメジャーバージョンはPHP8.x系です。

ツール > サイトヘルス > サーバー > PHPバージョン

WordPress

現在動作しているWordPressのバージョンは、ツール > サイトヘルス > WordPress より確認できます。

ツール > サイトヘルス > WordPress > バージョン

プラグイン

プラグインのバージョンはプラグインタブにプラグインごとに記載されています。プラグインのバージョンアップは更新ボタンを押すだけなので簡単でしょう。

プラグイン > インストール済みプラグイン

まとめ

バージョンアップの注意点ですが、最も多い事例は、導入しているプラグインの互換性がなくなり、これまで使うことができた機能がサイトによっては全く使えなくなってしまう可能性もあります。必ずバックアップをとってから作業しましょう。

それでは次の記事でお会いしましょう👋