結論から書きますが、オペコードキャッシュ(Opcode Cache)は、ほとんどの場合は有効にしてとよいでしょう。あくまでも、PHPというWordPressを動かすためのプログラミングの裏側の設定なのでサイトへの影響は軽微だと思われます。それでも有効後にチェックは忘れずに。
オペコードキャッシュについては、専門用語なしでは全く説明できません。ここは技術がわかる方だけ理解していれば結構です。ただし設定は簡単なので苦手な方は「技術的な解説」のセクションごと飛ばしてください。本サイトはできる限り技術を理解したうえで設定してもらうことを重要視していますが、オペコードキャッシュはふんわりと理解していただければ結構です。
オペコードキャッシュとは?
さて本題です。オペコードキャッシュを理解するためには、まずPHPの動きについて理解しなければなりません。PHPはスクリプト型の言語でインタプリタにより直接実行できるように見えますが、実際には仮想マシンで動作させるためにソースコードをコンパイルを行います。
ここでいうコンパイルとは、ソースコードを機械語に変換する(C言語のように)のではなく、(Javaのように)バイトコードに変換を行います。このときバイトコードは、オペランドとオペコードという要素に分割されるのですが、これらをキャッシュする機能こそが今回のオペコードキャッシュになります。
つまるところ、同じスクリプトを再度バイトコードに変換せずにメモリにキャッシュさせることで再利用し高速化する技術です。その技術をオペコードキャッシュと呼んでいます。
オペコードキャッシュの設定方法
何やら難しいことを書きましたが、本サイト推奨のプラグイン W3 Total Cache においての設定は一瞬です。一般設定にOpcode Cacheという項目があるので Opcode Zend Opcache を選択するだけです。無効にしたい場合はこのドロップダウンから Not Available を選択すればよいです。

さいごに
さて本日の内容はすこし難しかったと感じられる方が多いでしょう。それは一般的な感覚だと思うので安心してくださいね。有効化・無効化も簡単なのでチェックを入れてみてサイトを確認してみてください。それでは次の記事でお会いしましょう👋