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【2023年最新】Webサイトデザインにおすすめの本8選 | 非デザイナーの初心者でも読める

みなさんこんにちは。本サイトはそれなりにデザインにもこだわりを持っています。筆者は本職のデザイナーではないので、他人のデザインにインスピレーションをもらいながら独自のスタイルでサイトのデザインを構築しています。イケてるデザインにはほど遠いですが、少なからず本を読んでデザインの勉強をしてきました。今回はそんな非デザイナーの筆者が本サイト程度まではデザインができるようになるために読んで実践した本を8種類紹介します。

この記事はこんな人におすすめです!

  • Webサイトのデザインをしたいけれど、初心者で右も左もわからない人
  • デザインにおいて「なんか違うんだよね」をなくしたい人
  • デザインの参考例をたくさん見てインスピレーションをもらいたい人

デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~

デザインの基礎力を高めるための本。デザインに関する知識があらゆる観点で網羅されています。本記事で紹介する中でどれか一つだけを選ぶなら本書をおすすめします。デザイン基礎力はフォントや色使いに留まらず、デザインのルールやデザイン制作の流れを紹介しています。とにかく網羅的な内容なので上からなぞって読み進めるのもよいですが、机の横に常に置いておく辞書的な役割になりえます。

注意点を挙げるとすれば、Webサイトのデザイン限定ではなく、ポスターやプレゼンテーション資料などの内容を含むため、人によっては余分と感じられる内容があるかもしれません。しかしWebサイトのデザインにも当然適用できる内容がほとんどなので、その心配をして購入を控える必要はありません。

UIデザインの教科書[新版] マルチデバイス時代のインターフェース設計

UIデザインという言葉が聞き慣れない方もいるかもしれませんが、時代はマルチデバイス化が進んでおり、パソコン、スマートフォン、スマートウォッチなどの多様な種類のデバイスで世の中が成り立っています。そんなマルチデバイス向けに適したデザインは何か?を中心に紹介しているのが本書。例えばスマートフォンでいえば左上のサイドバーに表示されがちなハンバーガーメニューなどが特徴的ですが、パソコンでいうなればサイドバーにあたるパーツになることがほとんどです。このようにデバイスによっての違いをうまくデザインで吸収しつつ、よい体験をしてもらうための方法論が本書にはもれなく掲載されています。Webだけではネイティブアプリの記載もあるため、iOS/Androidアプリ開発が必要になった人にもおすすめです。

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

多数のデザインの惜しい例といい例が対比されて何を改善すればいいのか、逆に何が良いのかを解説されている本です。なにか違うんだよね...と言語化しにくい内容を、惜しい例ではしっかりと言葉で解説されているため、デザインのボキャブラリーを増やしたい人にもぴったりなのではないでしょうか。筆者もいまだに「何か違う」を言語化するために本書を読みながら特訓をしています。この方法の特訓はぜひ真似してもらえるといいと思います。おすすめです。

Webデザイン良質見本帳

実際のWebサイトの例を参考にしながら、このデザインはこの色がメインカラーで...というように一から解説をしてくれます。デザインの知識は少しあるけれど、いまいち良いものが思いつかないという人にはまさにおすすめしたい本でインスピレーションを与えてくれるタイプの本です。紹介されているデザインは素人目から見ても明らかにクオリティが高いものが多く、自分のサイトには何が足りないのか?のヒントを与えてくれることでしょう。

ノンデザイナーズ・デザインブック

非デザイナー向けのデザイン書として最も有名な本なのではないかというくらいには有名な本です。デザインというものがある原則に従うことで誰でも美しくものづくりをすることができる、ということを教えてくれます。全体的にデザインの底力を示してくれる良書だと思います。海外の著者のため日本語訳が訳されたものっぽいことが若干読みにくさを感じさせるかもしれません。また和文フォントには追記という形で対応しているため、どちらかというとアルファベットを中心にサイトデザインを行う人には特におすすめの内容になっています。

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色

ここまで紹介してきた本は網羅系でしたが、ここからは個別特化型の本になります。最初は色単体の本の紹介です。

色については重要性は言わずもがなでしょう。本書はポップな色やミルキーな色というように色のキーワードとカラーコードのセットでデザインを紹介している点が非常に良いです。サンプル数も多く真っ正面からオシャレなので、真似させてもらうだけでも相当洗練された色使いになるでしょう。どうでもいいですが、ただの赤色でも、茜色や韓紅花色のように細分化して適切に表現できるように筆者もなりたいです。

ちなみに色は、Webデザインに限らずですがアクセシビリティの観点に強く影響を受けます。色盲、色弱の方々のためへのユニバーサルデザインへの配慮をしてあげるとよいでしょう。

けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本

余白の大切さをこれでもかと教えてくれる本。筆者のような素人はフォントや色を工夫してオシャレに見せかけようとしますが、余白だけでもここまでできるんだ!ということが伝わります。え?余白?意識したこともないと感じられる方も多いのではと思います。しかし余白を意識するようになると、一気にデザインが洗練されるのです。筆者も色やフォントを真似してもどうしても野暮ったく見えるという問題を長いこと抱えていたのですが、余白を意識するようになってからオシャレな雰囲気を醸し出せるようになりました。本書を読み実践できれば、本当に不思議なくらい隠れた主役が余白であったことがわかるようになります。

ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本

フォント選びはサイトの雰囲気を出すために重要な要素の一つでしょう。フォントはそのサイトの性格を示すようなもので、緊張感を与えたり、あるいはリラックス感を与えたり、雰囲気を大きく変えることができる手段の一つです。本書はフォントに焦点を当てて場面別にどのフォントを利用すれば適切かのアドバイスを与えてくれます。基本的にはフォントに焦点があたりますが、カラーリングなどほかの要素についてもまったく解説がないというわけではないので安心してください。余談ですが、スプラトゥーン3では自作のフォントを利用しているとの記事も掲載されていました。あの独特のスプラトゥーン感はフォントも一役買っているわけです。

本の以上になります。もし気になったデザイン本があればぜひ購入してみてくださいね。どれも買って損はさせないラインナップになっています。それでは。